皮膚外科

皮膚外科

良性腫瘍の切除手術御希望の場合、適切な病医院に御紹介します。けがによる傷も縫合処置致します。

巻き爪について – VHO方式のワイヤー方式採用

巻き爪について

最近の動向として、巻き爪に手術療法は良くない、と言われています。術直後は痛みから解放されますが、一時しのぎでしかありません。20~30年後、端を切除した爪はスプーンの様に上向きに反り返ってしまい、痛みで歩けなくなるからです。
当院では、手術療法ではなく、爪にワイヤーをかけて、巻き込みを防ぐ治療を行っています。3~4ヶ月ごとにかけ換えながら12~14ヶ月様子を診て終了です。
[VHO式ワイヤー法ライセンス取得済]

VHO方式の詳細はコチラ>>

ワイヤー料金請求
1本目 ¥15000
2本目から ¥10000

ほくろ、しみ、その他良性腫瘍を取りたい方へ

「切除する」とどうしても傷跡が問題になります。以下十分御理解下さい。
保険適応がある場合、ない場合があることをご了解下さい。

ほくろ、良性腫瘍の場合

・メスで切除します。各ほくろ(良性腫瘍)の直径の合計が2cmまで、2~4cm、4cm以上で窓口支払額は変わります。1週間後に抜糸しますが、その後1ヶ月テーピングを行って頂きます。
・レーザー使用の場合、術後2週間テープを貼ります。
傷跡はすぐにきれいに治る人もありますが、しばらく赤くなり肌質によっては炎症後色素沈着で黒くなる人も居られます。赤み、黒色が強い場合、ビタミンCの導入を週1~3回、1ヶ月~12ヶ月のアフター・ケアを行うと必ずきれいに消えます。
※また根が深いほくろでは深追いすると傷が凹んで治ります。
安価なレーザー機を使用したり未熟な技術で切除すると、傷跡が残りやすく、凹んだ傷は治すことが出来ません。当院ではほくろが目立たなくなるある程度まで切除し、しばらく様子を見ます。
根元が残っていると1~3年以内に再発することがあり(必ず再発するとは限らない)、ご希望があれば責任を持って取り直しします。

before
before

→

after
after

しみの場合

  • ・厚みのあるしみ:脂漏性角化腫→メスで切除します。
  • ・小さないぼ:アクロコルドン→ハサミで切除します。
  • ・色に染み出しのあるしみ:悪性の場合があります。→検査が必要です。
  • ・日光色素班:老人班とか老人性のしみと言われる最も一般的なしみです。
    色の濃いもの→レーザー切除が最適です。※を参照
    色の薄いもの→しみ取りクリームの長期使用(目安1~2年)がいいです。

いずれの場合も、術後のご自身による自宅でのアフター・ケアー次第で傷跡の残り方が大きく変わります。当院は傷跡が無くなるまでケアーを続けますので、術後定期的に再診して下さい。

直前
直前

取り終わり直後(2週間後)
取り終わり直後(2週間後)

一時的に起こる色素沈着 (2ヵ月後)
一時的に起こる色素沈着 (2ヵ月後)

注射療法について

①胎盤ホルモン製剤(プラセンタ)注射療法

胎盤ホルモンには多くの細胞増殖因子が含まれるので、その因子を取り出し薬にしたものです。お酒の飲みすぎ、ウィルス性肝炎や薬の内服による肝臓障害の方の肝臓細胞の再生に効果があり、肝臓機能を回復させます。他に神経細胞や上皮細胞も増殖させる事が判明していて、『肩こりがよくなった』『よく眠れるようになった』『めまいがなくなった』『肌につやが出てきた』など多くの効果が知られています。純粋な蛋白質成分なので、アレルギー反応を起こす方が稀に居られますので、よく相談してから注射を開始します。

②にんにく注射療法

にんにくを注射する、と勘違いする方も多いようです。にんにくはビタミンの宝庫と言われ、多くのビタミンを含有しています。その成分に似せて濃厚にビタミン剤を入れた注射です。疲れた時、飲みすぎた時にお受け頂くと、かなり体が楽になります。但し体質的に合わない方も居られるので、1回目は慎重なカウンセリングが必要です。

06-6354-5006